ひたすら受験問題を解説していくブログ
桜蔭中学校2013年理科V
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解説


ただの時事ネタ知識問題です。
(1)金環
日食には,太陽と月が完全に重なって完全に隠れる皆既日食(つまり月が太陽より大きく見えるときに見られます),太陽が完全に重なるけど太陽がはみ出ている金環日食(つまり月より太陽が大きく見えるときに見られます),太陽と月が部分的に重なる部分日食に分けられます。

たまにしか皆既日食や金環日食がみられない理由としては月が動く軌道と太陽が動く軌道がななめな感じになっているからです。

(2) イ イ
地球に近いほうが前を横切るので,③はイ確定です。また,太陽の前を横切れるのは地球より内回りのアかイで,よくわかりませんが珍しがっているので,公転周期のながいイです。

(3) iPS ウ
ヒトなどの体は,様々な機能をもつ細胞からできていますが,これは1つの卵細胞が分裂していくうちに作られるものです。そして,機能を持った細胞は他の機能を持つ細胞に変化しません(脳の細胞が筋肉の細胞になられても困ります)。このように卵細胞から特定の機能を持つ細胞になっていく事を分化といいます。

分化できる細胞はそれをもとに臓器を作ったりできるので,医療分野でものすごく役立ちます。今までは卵細胞に近い,ES細胞という細胞で人工臓器などを作ろうとしていましたが,iPS細胞とは分化したあとの細胞を分化できる細胞に変化させた細胞の事で,倫理面も応用面も非常に優れたものになっています(テキトーですみません)。

(4) ウ イ
ヘクトパスカルは圧力,シーベルトは放射線を浴びた量(の換算値)です。ベクレルは一秒当たりに出す放射線の量です。
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桜蔭中学校2013年理科IV
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解説


問1 N極
初めに図1でN極が引き寄せられたので,そのときのコイルは反対のS極になっています。そこから電流を逆にしたので,N極が答えになります。

問2 (i)S (ii)N 
電流の流れる向きを図1と比べて考えてやります。bは図1と同じなのでS極です。cは図1と逆なので,問1と同じでN極です。

問3 a:S b:S c:N
問2と同様に電流の流れを考えて解きます。
aはコイルの外側が+につながっているのでS極,bは外側が+に近いのでS極,cは内側が+につながっているのでN極です。

問4
これも同じです。いい加減しつこいです。
aは外が+なのでS極,bは両方-なので×,cは内側が+なのでN極です。

問5 ウ
NとSが引き合うこと,同じ極は反発する事を考えて,問2~問4でできた電磁石が回る方向に引かれるものを選びます。

問6 ア,ウ
流れる電流(電圧=直列な電池の個数に比例)が大きくなり,コイルの巻数が大きくなるほど電磁石が強くなり,回転も速くなります。

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桜蔭中学校2013年理科III
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解説


[1]
問1 A:100℃ B:0℃
状態変化(固体→液体,液体→気体)が起こるのには熱が必要で,状態変化中は温度の上昇ではなく状態変化に熱が使われます。つまり,A,Bともに状態変化が起こっています。Bの方が低温なのでAは氷のとける温度(融点),Aは水が沸騰する温度(沸点)となります。

問2 9分
Bの状態変化(グラフの平らの部分)が終わったときなので9分です。

問3 19分
Aの平らな部分の始まりなので,19分です。

問4 イ
一定の強さで加熱する機械なので,同じ時間で同じ熱量になります。かたむきが大きいということは同じ時間で温度が大きく上がるということなので,温まりやすいということです。
a(氷)の方がかたむきが大きいので温まりやすく,イが答えになります。

でもまあ,アも理解しうる内容だったりします。熱の移動は温度差に比例するので,電熱器が同じ温度なら温度の低い氷の方が早く熱が伝わります。一定の強さの解釈と空気を読む力が試されているのでしょうか・・・

問5 エ
量によって変わるものと変わらないものをはっきりと押さえておきましょう。とける温度やふっとうする温度は量が増えても変わりません。一方,温まりにくさや状態変化に必要な熱量は量に比例します(かたむきが小さくなり,平らな部分が長くなるということです)。
よって,エになります。

[2]
温度変化と温まりやすさが同じ比になります。

問6 ウ
重さも考えた温まりやすさは,重さが2倍になると必要な熱も2倍になるので,温まりやすさは重さに反比例します。
よって,鉄200gの温まりやすさは鉄100gの2分の1で,水100gの5倍です。
温度の差を1:5に分けることになるので,(80-25)÷6+25≒34.16℃

問7 4.8
温度変化の比が,36-25:80-36=1:4なので,アルミ120gの温まりやすさは水100gの4倍です。
よって,アルミ100gはその1.2倍なので,4.8倍です。

問8 40℃
油100gが水100gの2倍なら,油80gは2÷0.8=2.5倍の温まりやすさです。
よって,油の温度変化:鉄の温度変化=2.5:10=1:4となります。
温度差が80-30=50なので,50÷(1+4)+30=40℃となります。

問9 ア ガラス容器は熱を逃がすから。
温度差があると熱は伝わっていき同じ温度になろうとしますが,物質によって熱の伝わりやすさに違いがあるため,容器の材質によって熱の逃げやすさに差がでます。

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桜蔭中学校2013年理科II
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おめでとうございます。

解説


問1 オ
クモだけ8本,他は6本です。

問2 ウ
普通の昆虫は4枚で,ハエ,アブ,カは双翅目(そうしもく)といわれ,後ろの羽が退化して2枚です。

問3 ウ,エ
不完全変態のものを選べということです。幼虫と成虫でもはや面影すらないレベルのものが完全変態で,そうではないものを選びます。

問4 ウ
ア:セミ イ:チョウ ウ:ハチ エ:バッタ オ:ハエ

問5
作物の受粉を助けること。

問6 a:○実験5 b:○実験6 c:×実験4
何かを実験から結論付けるときは,注目しているものだけが違うものを比較するのが基本です。ミツバチが記憶しているものは,クローバー丸青です。

a
丸と三角以外の違いがない組み合わせを探してあげます。実験5がそれにあたります。区別して丸を選んでいることがわかります。

b
同様に,においのみ違うものは実験6で,無事クローバーに多く集まっています。

c
すこし難しいですが,各要素(におい,形,色)の優先順位が知りたいということなので,片方は初めと同じだけどもう一方は違うという組み合わせを比較していきます(つまり比較したい2要素ではない要素は同じものを探すとはやいです)。もしそのようなものがなければ,わかっている優先順位から作ることができないかを考えます。

におい×形:一見当てはまる実験がないように思えますが,実験4にバニラ三角青を加えてやれば,青>黄なので,クローバー三角青>クローバー三角黄>バニラ丸青となって,におい>形が導けます。
形×色:実験3を見てみると,丸よりも青を優先していることがわかります。よって色>形です。
色×におい:におい×形同様に実験4に,クローバー丸黄を加えてやれば,におい>色を導けます。

まあ正直なところ複数要素の関連があるかもしれないので,実験の設計がなぞすぎる気がしますけど。

問7 イ 実験3
違いは形と色です。問6cで説明したように,実験3から色>形なので,Yにあつまります。

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桜蔭中学校2013年理科I
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なかなか時間がとれず更新できなくてすみません。

解説


問1①:ウ ②:イ
岩石のでき方のうちで,変成岩に関するものです。岩石はマグマが固まってできた火成岩,堆積物が固まってできた堆積岩,これらが変化した変成岩という分類があります(注:変成岩が変成することもあります)。
今回の問題では,この変化(変成といいます)の仕方について選択肢を選ぶ問題です。できる岩石の特徴から選んであげます。

ア:堆積岩になる作用(続成作用)です。堆積岩になる場合は本選択肢のような圧力などによる物理的なものと,堆積物の間を地下水中の炭酸カルシウムなどが埋めてしまう化学的なものがあります。

イ:粒がそのままではなく変化を受けているので変成作用です。一部がとけて再び結晶を作るため,その一部の部分がゆっくり冷える際に大きな結晶になります。よってこれが②です。

ウ:これも既にある岩石が圧力で並びなおされており変成作用です。一方向で平らなので,①の特徴と合致しています。

エ:これも変成作用です。花崗岩の変成で白黒のしま模様ができるやつが有名ですが,今回は違います。

問2 川原
川が曲がるときには外側が速く,内側が遅くなるので,内側に石や砂が積もって川原になり,外側は岩石を多くけずるのでがけになります。

問3 ウ
問2同様に流れの速さが違うので,Aは積もる側,Bはけずる側で川底も深くなります。

問4 ア
上流から石が流れてつみあがっていくので,上に重なっているほうが上流です。

問5 断層

問6 イ
原因と結果が逆のように思われるかもしれませんが,結果断層の切り口がすでにあるものとして力を加えていけば答が出ます。
同じ色のしま模様は,断層ができる前は同じ高さだったので,模様を比べると左が右に比べて低くなったことがわかります。アの場合,左側が右上にすべります。イの場合は左が左下にすべります。ウの場合は,高低差は生じません。

問7 イ,エ
その層ができる期間が他にない層を選んでやる必要があります。
ア:いろんな時代に存在します。
イ:ある程度近くの火山がふん火することはめったにありません。
ウ:サンゴはいろんな時代にいます。
エ:アンモナイトが生きていた時代は限られています。

問8 ア エ
海の中で堆積して地層ができますが,その際にはなめらかな表面になります。そのため,下層と上層の境界は地上に上がって侵食されたと考えられます。上層はなめらかに積もっており,海の中だと考えられるので,アが答えになります。

また,上層と下層の粒の大きさの違いから,粒の小さい下層の方が海岸線より遠くだと考えられます(大きい石ほどすぐ沈むので近くになります)。エ

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