ひたすら受験問題を解説していくブログ
灘中学校2013年理科第7問
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そもそも二酸化炭素による地球温暖化なんて仮説の域を出ないものでしょ?とかいう突っ込みはさておき、問1,2が知識、問3,4が考察の問題です。難易度は大したことありません。

問1

①窒素 ② 酸素 ③オゾン ④紫外線 ⑤温暖 です。
窒素は空気の4/5、酸素は1/5ぐらいです。窒素がこんなにあるのは反応しにくいからですね(地球上にある窒素原子の量で見ると酸素よりはるかに少ないですが、酸素は反応してしまうため比較的少なくなっています)。オゾンは酸素原子が3つ(酸素は酸素原子が2つ)くっついたもので、殺菌力も強かったりします。水の消毒などに使われています。

問2

ウです。窒素、酸素、アルゴンに次いで4番目に多いものが二酸化炭素です。

問3

植物が二酸化炭素を消費するときは光合成をするときで、日光が強く、木が茂っているときが多くなります。よって減り具合がおおいときが夏、少ないときが冬、真ん中ぐらいが春と秋になります。左端は夏の前なので春であるアです。

問4

差である黒い棒が増減なので、これが長いほど大きく変化します。そのため、一番黒棒が長いところで急に変化しているエが正解になります。

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灘中学校2013年理科第6問
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こつさえつかめば点が落ちているような問題です。ただ、慣れるまでは苦労するかも。

解答

解法のポイント
  • やりとりされる熱量は等しい
  • 基準となる状態(温度、固体か液体かなど)を定めて、そこからの差で考える

問1

0度の水を基準に取ります。氷の方は50×80=4000カロリー足りません。お湯のほうは200×80=16000カロリー余っています。よって全体で0度の水より12000カロリー余っていて、0度の水は合計50+200あることになり、12000÷250で48度が求める温度になります。

問2

氷が残っているので0度です。100度の水200gは20000カロリー0度の水より熱を持っているので、これが氷を溶かすことに使われます。よって、20000÷80=250となり、250+200=450gが答えになります。

問3

求めるのはgですが、氷が水になることによって1cm3減るときの重さなので、まずはcm3の引き算がしたいです。そのため、分母にあると面倒なのでg/cm3を逆にして(割ってやって)cm3/gにします。氷は10/9で水は1となり、差は1/9です。これをg/cm3に戻すので、また逆にしてやると9gであることが分かります。

問4

問3の結果を使ってくれというばかりです。体積に着目すると2130-2082=48cm3減っており、問3より48×9をすれば432gととけたがわかります。

問5

氷を432gとかして20度にするには432×(80+20)=43200カロリーいります。これがお湯30度分の変化なので、43200÷30=1440gとなります。

問6

A:選択肢の値で計算してみます。2106cm3になった場合、24cm3減っているので216gの氷が解けて35度になっているということです。216×115=24840カロリーですが、お湯15度分の変化は1440×15=216000カロリーなので足りません。よって、そんなに氷が解けていないことになるので、イになります。
B:没問らしいけど同様に解けば氷に必要な熱が55080カロリーで、お湯は64800の熱を放出できるので氷がもっととけるため、ウが答えになります。でもこの時って氷足りないよね(必要な氷は64800÷85÷0.9≒847cm3ですが、1440を足すと2130を超えてしまいます。)

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灘中学校2013年理科第5問
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算数で出てもいい問題です。今年の麻布で月だかなんだか出てましたけど。

問1

(1)単に引くだけです。365日5時間55分です。
(2)うるう年の2月をまたぐので、2012年9月22日はうるう年じゃなければ23日となるため、365日5時間44分となります。

問2

問題文において4年セットで考えています。なのでその流れで考えます(そうすることでうるう年の日付変更を考えなくてよくなります)。4年で48分早まるため、さかのぼると遅れていきます。2011年~2008年の4年間で最も遅い時刻のものは2011年であり、18時5分です。つまり、24日まで大体360分です。48で割って4かけると、30になり。答えはイです。

問3

2011年~2008年の4年分を2011年以外もさかのぼらせます。2011年の次に遅い2010年ですら24日0時とは360分より大分はやいので、2011年からさかのぼった年のみ24日になります。よって、ウが答えです。

問4

約360分ずつ速くなるので、2010年から2013年の4年間を360分速くすれば、23,23,22,22となり答えはエとなります。

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灘中学校2013年理科第4問
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知らなくても解ける問題のある知識問題です。考察でどうにでもなるのは問1(3)、問2、問4だと思います。

問1

(1)子宮、以上!
(2)産声、以上!
(3)酸素と結びつきやすい方に酸素は移動します。なので、母親から胎児に酸素が移動するためには胎児の血液の方が結びつきやすくなければダメです。よってイ。
(4)オになります。尿が腎臓で血液をろ過して作られるのは有名な話です。

問2

(1)卵の殻は主に何からできているでしょうか?炭酸カルシウムです。薄くなるということはこれがヒナには必要であり消費されているということです(炭酸は二酸化炭素なのでカルシウムが必要)。よって、膜にはカルシウムはないので不足します。答えカルシウム。
(2)問題文で触れている袋ごと膜に入れるので、それらのものは通さなくても袋から得たり、袋に出していきます。よってイオは卵黄から、エは老廃物袋で間に合います。アは卵の殻が水を通さないことから必要ありません(卵黄もしくは周辺から得るのでしょう)。よってウとカが残ります。これらが通らないと呼吸できません。よって両方必要です(これらは膜の中の液体に十分な量とけないので外部から得ることが必要です)。

問3

卵の数と必要な養分な養分やスペースは正比例するので、卵を多くすると大きさを小さくする必要があります。また、人間のように母体が育てる場合も養分やスペースの関係で卵の数は小さくなります(双子じゃなく1000子とか死にます)。
卵が小さかったり育てないと生き残る割合は減りますが、その分、数を産めるのでどうにかなります。逆に卵が大きかったり育てると生き残る割合は増えますが、その分数が産めません。それぞれの生物はどちらの戦略をとっているかという話。(1)ウ、エ、(2)エ、オ (3)ア、イ。

問4

有名な話なので知っていればそれでウと答えて終わりです。知らなくても図においてヒントが二つあります。一つ目はさやと皮がつながっていて、同じように着色されていることです。皮はさやと同じようなものです。
次に、花粉からのびている図では白色の管を通って受精しますが、その管は皮をスルーして中身に到達しています。
以上から考察してもウが答えになります。

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灘中学校2013年理科第3問
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第3問の後半ほどではないですが問4がなかなか難易度高い気がします。灘の子達は置いておいて、一般中受の子なら捨てることになる問題でしょう(注:基本的に私の難易度判定は当てになりません)。その辺の大学で出てても違和感のない問題です。単位を見る方法は結構いろんなときに使えるので、小学生向けじゃないかもしれませんがそれで説明します。

解答

解法のポイント
  • 単位から解法を推測する(単位も掛け算・割り算と考えれば求めるものの単位を出す方法を考えると式が立つ)

問1

ただの知識問題す。アは金属の代表的性質です。イは金と銅が色つきです。ウは金属ではなく食塩やダイヤモンドなどの結晶なものです。エはこれも金属の代表的性質で、いわゆる金属光沢といわれるものです。オ、表の金属では塩酸にはアルミニウム、鉄のみ溶け、水酸化ナトリウムにはアルミニウムしか溶けないです。
よってアエが答え。

問2

表の単位は100g辺りなのでcm3/100gです。重さを比較したいので、体積あたりの重さが知りたいので、グラムが上に来るようひっくり返した値(鉄なら1÷12.7)を比べればOKです。ただ、全部計算するのはめんどくさいので、割り算すると大きいものは小さく、小さいものは大きくなる性質を使うと、金が一番重くてアルミニウムが一番軽いことがわかります。よって(1÷5.2)÷(1÷37.0)=37÷5.2≒7.11となり7.1倍。

問3

315gの体積は315g×12.7cm3/100g≒40.003です。よって403÷20cm÷10cm=0.2cmが答えです。

問4

(1)求めるものの単位は個/cm3の比率です。個をcm3で割れば答えが出ます。並び方は同じなので、cm3で同じ並び(個数)を割ってやればいいことになります。cm3はcmを3回かけたものなので、並び方は同じなので銅はアルミの0.9×0.9×0.9倍で求まります。よってアルミを基準の1にすればよいので、銅のcm3で割ってやれば1÷0.9÷0.9÷0.9≒1.37倍となります。答えは1.4倍となります。
(2)求めるものはg/個の比率です。ここまでで個が出てくるものは個/cm3しかなく、求めるものは分母が個なので何かを個/cm3で割ってやる必要があることがわかります。すると分子に余分なcm3が来て、分子にgが足りません。よってg/cm3の単位を持つものがあれば理想です。表にあるものの逆になるので、比率で考えれば(37.0÷11.2)÷1.37≒2.41となり、答えは2.4倍とります。

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