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筑波大学付属駒場中学校2013年理科第3問
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1の②が難しめで、それ以外は標準的な感じだと思います。

1.ウイエア
台風は南で発生します。発生の仕組みはまだはっきりとしていません。発生後の進路にはその地点で吹いている風の影響を受けます。発生地域は北緯30°よりも赤道寄りなので、貿易風(偏東風)の影響を受けて西に進みます。ほとんどはそのまま南方で消滅しますが、一部のものはその後北上して偏西風が吹く地域に入ると北西方向に進むようになります。

【参考】
地球レベルでどの方向の風が吹くのか考える場合、どこで上昇気流や下降気流が生じ、地表付近(といってもかなり高いところまで含みます)と上空の風の流れを南北レベルで考え、それが自転の影響で東西のどちらに向かうのか考えて行きます(下図参照)。
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・上昇気流と下降気流
空気は暖められると密度が低くなるので上昇し、冷やされると密度が大きくなるので下降します。つまり、赤道付近では日光によって暖められる具合が大きいので上昇気流が生じ、極付近では冷やされるため、下降気流が生じます。
このような温度変化以外にも上昇・下降気流が生じる原因があります。上空や地表の一方に空気がたまりすぎてしまった場合、上空なら地表に向かって下降気流が、地表なら上空に向かって上昇気流が生じます。
空気のたまりすぎが起こる原因としては、後で述べるように南北方向に進む風が段々と東西方向に向きを変えられてしまうため、その緯度のあたりに空気がたまりすぎてしまうことが挙げられます。
この空気のたまりすぎによる上昇や下降は、緯度30°付近で下降気流(赤道で上がった空気が上空に溜まります)、緯度60°付近で上昇気流(極で冷やされた空気と偏西風で流れてきた空気が地表に溜まります)が生じます。

・南北方向の流れ
上記の結果、極では高気圧、60°で低気圧、30°で高気圧、赤道で低気圧が生じます。風は高気圧から低気圧に向かって吹くため。地表付近では極→60°、30°→60°、30°→赤道方向に風が吹きます。上空ではこの逆に吹きます。

・東西方向の流れ
風が南北方向のどちらであるのかと、地球の自転の向きによって決定します。高緯度に向かう風は東向き、低緯度に向かう風は西向きに段々と方向が変わっていきます。
その理由は、緯度が大きいほど自転軸に近いので、空気は自転方向に遅く動いています。これが低緯度に移動すれば自転方向についていけないため、自転に遅れて自転方向とは反対向き(西)に変わっていきます。逆に高緯度に向かう風は向かった先の自転よりも速くなるため、自転方向(東)に進みます。

2.ウ

富士山と東京はかなり離れているので、東京がおおわれるほどの溶岩は出ないと思われます。


同じく離れているため、東京で窓ガラスが割れるほどの衝撃波は発生しないと思われます。計算していないですが、もしそのような衝撃波が発生するならば、静岡の人たちは衝撃出死ぬレベルです。


過去の噴火でも関東ローム層などが細かな火山灰が積もったものとして有名です。


同じく距離が離れすぎています。


直接的な影響は多くないですが、ウ程度なら起こるため却下です。

3.イエ
水分などを多く含むやわらかい地盤はゆれやすいです。プリンを揺らすのと岩を揺らすののどちらが楽かという話です。

4.アウ
必ずしも解答どおりではないのが本当のところですが、曲がり角では外側が深く削られます。その理由は水は曲がり角でもまっすぐ進もうとするため、曲がり角に沿って均等に流れず、水の多くは勢い余って外側に流れます。
そのために水の量が多くなるので、下流や内側に向かった流れができます。その流れの分だけ外側では速い流れであり、また水自体の量も多いため、川底がより深く削られます。
アでは左側が外側、ウでは右側が外側です。

5.二酸化炭素
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テーマ:中学受験 - ジャンル:学校・教育

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