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慶應大学理工学部2016年化学第1問
keio_riko_2016_chem_q0.png
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解説

基礎的な用語確認と計算問題の集合体です。平衡を見たらとりあえずぶち込んでみるという精神は重要ですね。

(1)
ア:赤外
熱を伝えるのは赤外線です。

イ:ヘンリー
水の量と分圧に比例し,別表現では溶かしている分圧で測定すれば圧力に関係なく体積は一定です。

ウ:39.2
水量は1Lなので分圧に比例します。したがって分圧をxとすると,
keio_riko_2016_chem_a1_1.png

エ:1.69×10-2
電離度をαとして電離定数にぶち込みます。その際には問題文の注意書きをよく読んで,炭酸水素イオンの電離は無視しましょう。また,下が1-αになるので近似したくなりますが,αがそこそこ大きくなるので近似せずに解いてください(試しに近似して解いた答えが0.01より大きいので)。
keio_riko_2016_chem_a1_2.png

(2)
オ:NH4NO3(s)+aq=NH4NO3aq-25.7kJ
この元素構成で塩といわれている段階で硝酸アンモニウムでしょう。ちゃんと求めると,
H:N:O=5:35/14:60/16=4:2:3
したがって,NO3分を引いて考えれば,NH4NO3だとわかります。式量は80なので,1mol当たりの吸収熱量は
5.14×80/16=25.7
となります。したがって,
NH4NO3(s)+aq=NH4NO3aq-25.7kJ

カ:7.04×102
水の量をxとすると,水溶液がx+16になることに注意して吸収熱量と温度変化の等式を作ります。
5140=1.70×4.20×(x+16)⇔x≒703.8≒7.04×102

キ:-1.05
質量モル濃度に比例するのですが,質量モル濃度の分母が溶媒であることと,粒のモルできまるため,電解質は電離後のモルで考えることに注意して立式します。
1.85×2×0.2/0.7038≒1.051≒1.05
水の凝固点は0℃なので,-1.05℃

(3)
ク:MgO
熱水と反応でMgが確定です。Beはもう少し反応性がないです。融点はMgが2族の底になっていますが,そんなの知らないはずです(単純な予測だとCaより高くなりそうですが,結晶構造が違うからでしょう(自信なし))。

ケ:3.61
いつもの密度の式です。結晶中にMgOが4個あるので(単位で消してもこれ系の問題は解けますね),
keio_riko_2016_chem_a1_3.png

コ:8.75×10-2
格子の一辺で陰イオン2つと陽イオンが接しており,陽イオンより陰イオンの方が大きいので(一般的そうですし,今回の場合は同一の電子配置になるので,原子核に強く引かれるMgの方が小さい),
keio_riko_2016_chem_a1_4.png

サ:15.1
4つの陽イオンが入っているので,
keio_riko_2016_chem_a1_5.png

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テーマ:大学受験 - ジャンル:学校・教育

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