ひたすら受験問題を解説していくブログ
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
東京大学2016年前期化学第2問II
todai_2016_chem_q2_5.png
todai_2016_chem_q2_6.png
todai_2016_chem_q2_7.png

解説

キが全く未知の反応式を考えるのでわかりにくいです。こういう反応式は100%論理的に導けるとも限らないので,考え得るものから何択かになるのがつらいです。ケは考察ですがある程度有名どころですし,高得点狙いの人は外せないです。

カ a:金属結合 b:低い c:原子半径
高校的には,金属結合の結合力は自由電子と陽イオンがクーロン力で引きあっていることによって,陽イオンが間接的に引き合っているものだと捉えておいていいでしょう。つまり,価数と比例で,自由電子とイオン間の距離に反比例です。なお,距離に関してはどの結晶構造をとるかによって変わりますが,原子半径に比例します。

キ 
4KO2+2CO2→3O2+2K2CO3
超酸化物イオンの酸素の酸化数は-1と0なので(電子式を書くといいと思います),ここから酸素が発生するためには0の酸素を集めるか(この場合は-1の酸素は安定性を考えれば-2になるでしょう),-1の酸素から電子を奪って0にするかしかないです。
-1の酸素を-2にする場合には-1の酸素が与えるしかなく,それと対になりますが-1の酸素の電子の電子を奪えるのは-1の酸素です。それ以外の選択肢としては二酸化炭素中の炭素が-1の酸素を参加することですが,電気陰性度的に起こりにくいのかなと推測できます(予測に反する反応はあるので,ググってますけどね)。

電子数:17
酸素二つ+電子1つ


ナトリウム
電気陰性度はナトリウムの方が水素より小さいから。

NaH+H2O→NaOH+H2
Hが-1なので,誰かに電子を渡します。渡せるのはH+だけなので,上記の反応になります。

ケ Cs+
平衡定数はクラウンエーテルの空隙が陽イオンと酸素の半径の和と合うかで決まる。Aで最適のK+より,酸素の半径は0.15nm程度である。Bでは0.18nm程度が陽イオンの最適半径となり,Cs+が最大である。


東京大学2016年前期化学解説に戻る
スポンサーサイト

テーマ:大学受験 - ジャンル:学校・教育

コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
http://jukenkaisetsu.blog.fc2.com/tb.php/648-13d20767
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。